なんと1か月たらずで開店にこぎつけた。
夫は「女の道楽しごと」と決めつけ、協力も無く、最後まで反対したが、
何の問題もなく20年以上も続けてきた。
そういえば、私は昔から商才があったのだ。
高校生の時、自分で縫ったズボンを、近所の主婦に売ったら評判になり、
面白いほど売れ高校生でプチセレブに。
家は生地屋だったので、布地はいくらでもあるから、よりどりみどりの使い放題。
人を雇って、縫ってもらったりもしていた。
父は、「何でもやってみなはれ」と面白がって見ていた。
そのまま続けていれば、小ニクロぐらいになったかも…。
今頃は、学生が起業した、と話題になるが、
その当時、女子学生が(起業?)と言うほどでもないが話題にもならなかったのに、
時代の流れか、輸入雑貨店を開いた時は、女あるじとして話題になった。
高校卒業時には、洋服屋からスカウトに来たが、
私は、もう、とっくに飽きて、受験に向かって、猛勉強していた